キリン×京都市

プロフィール

会社名 横山竹材店

名前 田中 めぐみ

生年月日 1989年7月10日

出身地 京都府

経験年数 4年

行灯とは

竹などの骨組に和紙を貼り、中に明かりをいれたものを行灯といいます。現代では技術が進化し、塗装方法や和紙の種類なども様々なものがあります。今回制作した行灯は屋外でも使用できるように撥水性のあるワーロン和紙を使用し、上部も同素材で蓋をしています。

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想い

伝統工芸を今は必需品ではなく、暮らしに密着したものではない贅沢品と捉えている方も多いですが、暮らしに1つ小さいものでもあるだけでも雰囲気が変わります。「こういう使い方もあるんだ」とお客さんの目に触れる機会も多くなるので、今回の話は大変ありがたい事だと思っております。

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コンセプト

注文を頂いたときは、手仕事でも同じように同じ角度で曲げて、同じクオリティでお渡しする事を目指しています。そこで手仕事の美しさや竹のしなやかさを見せられたら一番良いかなと思っています。塗装しているため、マットでモダンな見た目になっていますが、竹でいろんな形が出来るところを見せたいです。

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作り終えての感想

ビールを連想させる、面白いものになったと思います。行灯の下部が格子状になっているので、点灯した際に地面にその影が浮かび上がります。実際に使用されるときにどのような雰囲気になるのかが楽しみです。

作成手順

会社概要

京都迎賓館・桂離宮の竹垣や重要文化財の茶室、銀座の歌舞伎座、ザ・ウィンザーホテル洞但などを手掛ける、創業約 100 年の銘竹問屋「横山竹材店」。京都の 伝統的な技法により、袖垣や鹿威し(ししおどし)などの庭園用材、茶筅や茶杓・炉縁(ろぶち)などの茶道具や、竹で組んだ風合い豊かな竹窓や光天井など、神社仏閣、茶室、庭園、京町家、海外一流ブランドへ京銘竹を中心とした和風建築資材の販売、和風内外装、和風雑貨などを手がけており、テレビ・新聞・雑誌等のメディアに、京土産・茶道具・庭造りなど様々な側面からたびたび紹介されています。横山竹材店の製品はすべて京都の伝統や文化から生まれ育ったものです。これからも伝統の技を受け継ぎ、その中から新しい物づくりを 目指していきます。

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